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3 HARP BOOGIE

静かな空間から彼が現れてくる。そんな感じで始まっていくかなりいい感じの作品だ。
そう、演奏の音がしっかりとれていて分かりやすく録音されている。
　目の前で演奏してくれている感覚が本気でいい感じだ。
全ての楽器の音をキチンととらえているので本当に聞きやすい。
ジェイムズ・コットンをはじめとしたメンバーの丁寧な音作りが本当にいい状態で録音されていて繰り返し聞くにもいい感じの音になっている。
ブルースバンドを始めると考えている場合に聞くと本当にいいかもしれない。何しろ本当にに聞きやすくわかりやすくそして丁寧という状態。先生たちが目の前できっちりと教えてくれているかのような感覚になっていくという面白さがある。
その分、確かにここにしかないというものは確かになくなるわけだが、それでも何気に流しておく分には本当に悪くない感じがある。
とにかくはギターが泣きまくる方向ばかりであったりする作品とは違う楽しみがあるわけだ。その部分がコットンのブルースハープということになっているのだろう。
ブルースハープが歌っている。そう、それにファンク的音が何気に絡んで彼の世界が見事に表現されていく。そういう表現が一番似合うのかもしれない。ファンクブルースもありの昔からの音作りもあり、いやあ静かに歌い上げる曲もあり、楽しい世界だ。
それを支えるバンド。まあブルースハーピストの作品だからそれが当たり前の世界なわけだが、なんだろう、本当に余計なことはしませんといった方向にあるような感じが非常にあるので、本当に朝からでも聞きやすい作品になっている。
歌も何かの説得的な歌のような感覚に襲われるような状態で、本当に彼の日常的な音を楽しめるという作品になっている。悪くない作品だ。

曲目

1.Jelly Jelly
2.South Side Boggie
3.So Glad YOu're MIne
4.Good tIme Charley
5.Diggin' My Pptatoes
6.There's Something On Love Light
7.V-Ford Blues
8.Turn On Your Love Light
9.Dolly Put The Kettle On

ジェームズ・コットンの作品

3 HARP BOGGIE

100% COTTON

HIGH ENERGY

HIGH COMPRESSION

JAMES COTTON LIVE

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最新更新日　2021年7月13日

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